株式会社Alyoの歩み

株式会社Alyoの歩み

株式会社Alyo

2017年10月中頃の当時、弊社は創立したばかりでした。
古ぼけたアパートを1部屋借り、そこで発送や受注の作業をしていました。その日はスタッフと夜遅くまで作業をしていました。

昼から子猫の声がしていたのは気づいていたのですが、親猫らしき声もしていたため最初はあまり気にしませんでした。
しかし6時間たったころに親猫の声はなくなり、いつもまにか「ミィーミィー」というか細い子猫だけの鳴き声になりました。もし子猫が葉は猫と問題なく過ごしていたら、天敵に見るかるくらい長い間鳴くなんておかしくないか・・・?そう思い、事務所のあるアパートとビルの愛大は言って探したところ。ガラクタ置き場の下にある溝に小さな子猫が落ちていました。
溝は180cmは深さがあり、私やスタッフだけでは助けられそうにないため消防署に連絡をしました。来てくださった消防士さんは、すぐに溝ノ上にあるがらくたと蓋をどけ溝から子猫を助けてくださいました。

急いで事務所から持ってきた段ボールに入れられた三毛の子猫は、まだ生後4週間の赤ちゃんでした。幸いなことに猫風邪程度で済みましたが、寒い日が続いていたことを考えると・・・もしあの日私達が気づかなければ子猫は寂しく溝の中で一生を終えていたと思います。

こうして6時間以上鳴き続けた小さな子猫は、我が家に来ることになりました。そんな子猫は4年経ち、5kgの巨大な猫になりました。今では保護猫カフェから新たに迎えた黒猫の兄弟も増え、仲良く暮らしています。

もし会社を作ってなかったら、あのアパートを選んでなかったら、きっとこの2匹達とは出会っていなかったでしょう。そして弊社も子猫をを迎えてから4年ですくすく成長し、事務所も古ぼけたアパートから青山のオフィスに移すことができました。私にとって猫と共に走ってきた4年間だったと言えます。

そうして会社の規模が大きくなったからこそできる社会貢献として、このたび東京大学の宮崎徹教授による猫の腎臓病治療研究を支援するチャリティセールを行いました。
猫は、生まれた瞬間から腎臓が悪くなっていき、やがて腎不全を発症する生き物です。よりたくさんの方に猫の腎臓病治療研究について知って頂けたら嬉しく思います。
(2020年8月末日)

チャリティセールを通して東京大学基金様へ「1,010,200円」の寄付をすることができました。猫と歩んできた会社として、猫たちがより長く穏やかに過ごせる未来を願っております。

ブログに戻る