妥協しないまま、届けたい。

IMAGE-01 ヒーロー|新しいベーシックラインの引きの1枚。屋内・自然光、生活感のある背景。歩く/振り返るなど動きの途中で。2400×1050px

品質を落として、価格を守るか。
品質を守って、価格を上げるか。

生地も、副資材も、縫製の工賃も、上がり続けています。どのブランド様も、商品そのものの価格を上げざるを得ない。私たちも、その一つです。

価格を上げれば、これまでの仕様は守れます。けれどそのぶん、「着てみたい」と思ってくださった方の手から、服が少しずつ遠ざかっていく。

私たちは、そのどちらも選びたくありませんでした。

変えなかったもの

IMAGE-02 素材のアップ|生地を握った直後、シワが戻る瞬間。斜光で陰影を出す。1200×1600px

シワになりにくい
ストレッチ素材

IMAGE-03 洗濯表示タグ|洗濯機マークが読める寄り。畳んだ服の上にタグを起こして置く。1200×1600px

ご自宅の洗濯機で
洗えること

大きなダブルポケット

手がすっぽり入る
大きなダブルポケット

ウエストの紐で調整できる仕様

紐で自分に合わせて
調整できること

価格を抑えるうえでも、毎日の着やすさにつながる部分は残しました。シワになりにくいこと。自宅で洗えること。大きなポケットがあること。自分に合わせて調整できること。この四つは、今回も変えていません。

サイズ展開も、これまでと同じです。数を絞れば、もっとシンプルにつくることはできました。でも、価格を抑えるために「自分に合うサイズを選べること」まで減らしたくはありませんでした。

シンプルにしたもの

あって困る仕様は、ひとつもありません。むしろ私たちは、着る方の「あったらうれしい」を、ひとつずつ足してきました。ただ、足せば足すほどパーツが増え、工程が増え、価格は上がっていきます。

これまでのベーシックラインの着用

これまでのベーシックライン

  • 前開き仕様(コンシールファスナー・ホック・ボタン)/パンツ
  • 背面のみゴム仕様。フロントはすっきりきれいに見える設計
  • 左右で構造の異なるダブルポケット。商品によってはコンシールファスナー付き
  • ヒップが大きい方にも配慮したサイズ設計
IMAGE-07 新しいライン 全身|左と完全に同条件で撮影。光・距離・トリミングを厳密に揃える。1200×1600px

新しいベーシックライン

  • 前開きをなくし、全周ゴム。脱ぎ着がとてもラクに
  • ウエスト紐で調整できる設計はそのまま
  • ファスナーのないダブルポケット。大きさは変わりません
  • 仕様と副資材をシンプルに

生地のグレードを落としたのでも、
縫製を簡略にしたのでもありません。

仕様と副資材を、いちばんシンプルな形に引き直しました。価格を抑えられた理由は、それだけです。

では、なぜ全部をこの価格にしないのか

ファスナー付きのポケットに、毎日助けられている方がいます。前開きでなければ、着替えそのものが負担になる方がいます。フロントのすっきりしたシルエットが必要な場面が、確かにあります。

その仕様を一律に手放すことは、その方たちに「我慢してください」とお願いするのと同じです。

だから私たちは、減らすのではなく、
並べて置くことにしました。

必要なものを、必要な方が選べること。それ自体が、私たちの考える誠実さです。

新しいベーシックライン

ダブルポケットIラインスカート ¥8,200

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これまでのベーシックライン

IMAGE-17 締めの引き画|服を主役にしない日常の情景。窓辺・玄関・街を歩く後ろ姿など。2200×1100px

服の良し悪しは、着た瞬間には分からない。
手にとったときでも、鏡の前に立ったときでもなく。

一日を過ごして、家に帰ってきたそのときに。

「今日、この服でよかった」と
思えるかどうか。

私たちは、そこまでを服づくりだと考えています。

だから考え続けてきました。その一日を、どんな一着から始めてもらうのか。毎日のはじまりに、自然と手を伸ばしたくなる一枚を。

はじまりの一枚を、つくる。
それが、今回の私たちの挑戦です。